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機伝イリアス~序章~(22)



 「よし、そこにいれば大丈夫だな! いつもどおり眩しいから二鈴よ目を瞑っていてくれ!」

 
 「うん、わかってるよ! アフロディーテもぎゅっとまぶた閉じて……え?」


 「じゃーん、こんなこともあろうかと黒メガネ(※1)用意しておきました~これで目を開けたまんまでも大丈夫だよん!」


 「用意周到だなぁ……」アフロディーテのこういうところは尊敬に値すると思う。


 いよいよ、光の収束が大きくなってきたまぶたの下にある目も明るくなったので私は更に手で闇を作る。
 発射を知ることが出来るのは音だけだ。


 「神の霆(いかづち)よ、今こそ青き怨霊の星を貫け!!」
 

     雷堤発射



  カッ


    貫通jpg


 大音と共に闇が暁色に明滅する。
 星を射抜いたのかどうなのかは音だけでは判断できない。


 それから暫くの擦れるような音と衝撃が続いたが、次第に光は収まり元の闇が戻る。




 「……よし、もういいよデオネ。」 



 「ん……命中したの?」私はゆっくりと肘を下す。



 「うん、大成功! さすがはゼウスだね! 見てみなよ、あれ。」


 私は星の方に目をやる。
 ディタンの星には黒く大きな穴がぽっかりと口を開け、周りには波紋のようなものが出来ていた。





 (※1)サングラスのようなもの。安直な名前だが、ネルモノリスを配合しており装着する者の視力を向上させるので非常に便利な代物である。


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