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機伝イリアス~序章~(42)

 【あらすじ】
 デオネのため、ゼウスのため、オリンポスのため。
 アフロディーテは自らが犠牲になる事を決意する!

 
 アフロディーテ2


 「デオネ、聞こえてる?」

 アフロディーテは、私に語りかける。
 答える事も出来ない私に。


 「大丈夫だよデオネ。私はここまでだけど……あんたのことは、ゼウスが必ず助けてくれる!」
 
 アフロディーテ! そんなこと言わないで!


「あんた達の子供、見たかったんだけどなぁ。でも、皆に出会えて幸せだったよ。色々あったけど、本当に楽しかった。宝物さ」


 アフロディーテ! 死なないで! 死んじゃ嫌だ!
 ヘラ、撃たないで! 撃たないでぇぇぇぇぇぇ


 そんな、私の心の叫びをあざ笑うかのようにエフトグレスは冷淡に語る。

 「素直な子ね、アフロディーテ。だけど、もうお別れよ……さあ、撃ちなさい!」

 アフロディーテに向けられた銃口から、放たれる光。
 

ヘラ7のコピー

 
 バシュッ
 バシュッ
 バシュッ!


 私の願いは通じる事は無く、容赦なく光線は神機アフロディーテを射抜く!

 アフロディーテ死亡


 麗しき機体はなすすべもなくその身を貫かれる。
 私にとって目を伏せたくなるような絶望的な光景が広がっていた


 アフロディーテの最後

 「お母さん、ごめん。私、もう帰れないよ……ああっ!? きゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!」 

  いやぁぁぁぁぁ!
 アフロディーテのエナが消える! 消えてしまう!
 

破壊

 あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ 

 光の球体にアフロディーテが包まれた時、もう彼女の命の気配は消え去っていた。私のせいで、アフロディーテは死んでしまったのだ。

 過去の思い出が走馬灯のように思い出される。
 けれど、私は泣く事も事も出来ない。
 出来る事は、ただ自分を責める事だけだった。


 

 
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